SI業界に入り、10年以上経つのだが、今までホストでの開発や、クラサバ系または現行アプリの改修を中心に実施して来ており、あまり画面について深く考えることはありませんでした。
私の頭のなかにはビジネスアプリ(Webなどとか関係なく、一企業の中で使うアプリ)は
「無駄をそぎ落として」
「必要最低限の機能で・・・」
「使う側が仕組みを理解して・・・」
というのが染みこんでいたのだろうか、「ユーザビリティ」という視点を持っていたようで抜けていることに気づいた。
私なりの認識で画面検討というと
「入力」「表示・参照」を「どのような項目で行うか」というのを考え、
モックアップを作成し、ユーザに確認、合意を行う。
というプロセス。
しかし、これって、画面のイメージや業務ストーリーはすべてユーザ任せ何だよなと
最近気づきました。
受託案件でも常駐型でも、「使いやすさ」「見やすさ」というのは大いに求められていると思われる。
スマホアプリや私用のPCでWEBサイトなどを利用し、登録・参照を行うときの画面の使いやすさ(使いやすさに気づかず、使いやすくなっているのだが・・)に慣れていると新たに企業システムを作ると不都合さのギャップにハマり、使ってもらえないならまだしも、画面イメージでNGを受けるのではないかと。
いくらシステム開発がメインで、WEBデザイナーでないとしても、多少の嗜みを持って、UIを考える時代になっていると実感しています。
そこで、今参考にしているサイトは・・・
デザイニング・インターフェース: パターンによる実践的インタラクションデザイン - Jenifer Tidwell - Google ブックス
・google booksで一部参照できるので
【インタビュー】クックパッドのUIデザイナー:「エンジニアの仕事が0を1にする仕事なら、デザインは1を100にする仕事 」 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
・UIってcookpadかなと思ったので、ググった。
この記事に付いているui-patternでデザインパターンを知る
UI/UX JAPAN - UIデザイン・UXデザインのいろいろを発信するブログメディア
・シンプルに、何を伝えたいのかという原則を考えるのに使ってます。
51のチェックリストに記載の内容を元に画面を複雑にしないように意識しています。
他にも優良な情報というのはあると思いますが、今は限られた中で消化中です。
画面を考えるときには、言われたとおりに考えるのではなく、
「利用ユーザになりきって、想定される使い方をイメージし、システムの利用動線を
考えながら画面のラフ案を作る」
ということがユーザ・インタフェース検討になっていくのかと今は思っております。
現在進行形で、動いていますので、また経験値を積んだら、
おさらいをしようと思います。