restofwaterimpのぎじゅつMemo

SIerに所属。企画から運用まで幅広くやってます。C#中心に書いてます。

スクラムを始めました【#1】

スクラムの研修やセミナーを受けたことはないですが、

書籍から得た知識を元にスクラムを導入しようと決意し、明日からスプリント1を

始めることになりました。

何もかも初めての経験なので、忘れないように一定のタイミングで経験したことを文書に起こそうと思ってます。自分向けの振り返りの意味合いが強いので、他の方の参考になるかわかりません。。。 

■なぜスクラムを取り入れようとしたのか

理由1:要求がぼやけているため

基幹系の仕組みではなく、「あると便利なもの」というものを作ることになった(あまり具体的には書けないです)ためです。

現行の仕組みはあるのですが、まあ不満もあり、システム都合でコードの改修もできず。で、新しいのを作り直しましょうとなったのですが、「こういうのがあったらいいな」くらいの感覚でしかユーザから要求が無いので、WF型は無理だなと判断し、アジャイル型開発を取り入れることにしました。

 

理由2:今のチームの力量がわからない

これまでシステム改善や運用保守をチームとしてやっており、WBS書いてガントチャートで見積もってやりくりしていました。ほぼ「この仕組ならこの人」状態になっており属人化しつつある状況でした。

また、今回のチームでやろうとしている言語などの技術スキルがチーム内でバラバラ過ぎ、見積もりの基準が作れなかったのもあります。リーダーが見積もっても当たるはずも無いし、根拠もないので、開発者自身が構築すべきタスクの規模と難易度を見極めて、「自分ならこれくらい」と見積もれる形が良いと思い、スクラムを選びました。

 

■取り入れるにあたっての準備

私自身、「アジャイル」「スクラム」という用語は聞いたことはあったのですが、具体的に語れず・・・の状態でした。そのため、まずは『本から学ぼう」と思い、昔に購入した書籍と新たに購入した書籍でイメージを掴みました。

書籍と、あとはWEBで検索かけまくっていろいろな情報を掛けあわせながら自分自身で言葉などを解釈することに努めてました。

 

インプットに使った書籍・・

 

アジャイルなゲーム開発 スクラムによる柔軟なプロジェクト管理
エッセンシャル スクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド (Object Oriented Selection)
スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)
貝瀬 岳志 原田 勝信 和島 史典 栗林 健太郎 柴田 博志 家永 英治
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アジャイルソフトウェア開発の奥義
ロバート・C・マーチン
ソフトバンククリエイティブ
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(終了)ESD21/JASA共催「TPS/Agile組込システム」セミナー(資料と写真公開) - お知らせhttp://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v1/Scrum-Guide-JA.pdf日本で唯一のアジャイルコーチの江端さんの講演があるということで聞いてきました。むしろ、書籍よりこちらを先に聞いてました。アジャイルスクラムの幻想と間違った解釈を解読してくる良いセミナーでした。資料も上記のサイトに記載されています。
 

 

つづく・・・(予定)